受付から患者様への健康保険に関するお願い(1)

健康保険において医療費は窓口で患者様の負担分3割を支払い、残り7割は保険者から支払われる仕組みとなっています。
ですが、保険者の方から3ヶ月後くらいに患者様に治療箇所について問い合わせがあります。
概ね
(照会が多い)組合保険>協会けんぽ>国民健康保険(照会が少ない)
といった様子です。
これを照会と呼ぶのですが、これに曖昧な返答をして医療機関での内容と食い違いがあると返戻と言って医療費の申請書類が差し戻され、残りの7割分が支払われなくなります。

当院では保険者からの照会にも対応できるよう、最初に負傷原因を含めた予診票を書いていただき、ご説明をさせて頂いております。
こうして保険のルールに則った正しい記録を残すことで、患者様にも医療側にも問題を起こさせない仕組みにさせて頂いておりますので、お手数をおかけいたしますが最初の来院時及び必要な際には予診票の記入をお願い致します。
逆に健康保険が使えるのに負傷原因を聞かれない整骨院等では負傷原因の捏造や通院日数の割増など不正が行われている可能性もありますのでご注意くださいね。

次回は照会で間違えやすいポイントをお話します。
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