魚の油は健康に良いって本当?

昔から魚は健康に良い、肉より魚を食べなさい、と聞いた覚えは少なくないと思います。
さて、では魚の油がどうして体に良いのかを考えてみましょう。
バター等でも分かるように、どの油も固まる温度がありますよね。
さて、ここで動物性の油について考えてみましょう。

生きている動物の体内で自分の油は固まっているでしょうか?
例えば、鳥の体温は42度、牛や豚の体温は39度。
ということは人間の体内温度では、そのような油は固まるかもしれません。
血管の中で固まった油が居座るのは、考えただけでも怖いものですよね。
魚は水温より少し高い程度です。人間の体温で十分溶かせますよね。
牛肉の刺し身を食べたことのある人は実感できるのではないでしょうか。

日本人においては、オメガ6とオメガ3の対比は6対1ぐらいなので、魚が好きな人が疾患にかかりにくい訳が理解できるかと思います。
魚系のオメガ3は食べ過ぎると血液がサラサラになり血が止まりにくくなるのでご注意を。
体にいいからとそればかり食べるのではなく、何事もバランスが大事ですよ。
魚以外で簡単にバランスをとるなら、食事にえごま油をかける簡単ダイエットでもいいかもしれませんね 。